東京製鉄 <5423>
24年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比64.1%増の129億円に拡大して着地。民間設備投資などの堅調な需要が続く中、製品出荷単価が想定を上回るとともに、出荷数量が増加したことが寄与。主原料である鉄スクラップの購入単価が計画より低下し利益幅が拡大したことに加え、工場の稼働率向上による固定費削減も大幅増益につながった。
ジェイテックコーポレーション <3446>
大阪大学と理化学研究所による研究成果の実用化に成功した同社の放射光用X線集光ミラーは、経産省が選定する「2020年版グローバルニッチトップ企業100選」の素材・化学部門にも選定。これまでオプティカル事業とライフサイエンス・機器開発事業の二つの事業を軸に経営資源を集中してきたが、次世代半導体向けの高精度マスク基板などで需要が高まっているナノ加工装置の開発を進める。
いちごホテルリート投資法人 <3463>
23年7月期の経常利益を従来予想の4億円→7.2億円(前期は5.7億円)に80.3%上方修正し、一転して26.7%増益見通しとなった。業績好調に伴い、分配金を従来計画の1576円→2841円(前期は2240円)に大幅増額修正した。