<7068> FフォースG
連結子会社のアナグラム(東京都渋谷区)が保有する投資有価証券を売却すると発表している。財務体質の強化と保有資産の効率化を図ることが目的。投資有価証券売却益0.86億円を24年5月期第1四半期に特別利益として計上する。ただ、通期業績に与える影響は軽微としているほか、フィードフォースグループ株は3日に年初来高値を記録した後は軟調に推移しており、反発材料としては力不足との見方から売られているようだ。
<9342> スマサポ
ホテルとマンションを全国展開するアパグループ(東京都港区)がスマサポの入居者アプリ「totono」を導入すると20日に発表し、引き続き買い材料視されている。totonoは不動産管理会社と入居者をつなぐスマートフォンアプリ。通信記録が残るなどのメリットがある。賃貸基幹システムとの連動と親和性、ユーザーインターフェース、賃貸管理の経験とノウハウの蓄積が導入の決め手になったとされる。
西松建設<1820>
大和証券では投資判断を「3」から「2」に格上げ、目標株価も4100円から4500円に引き上げている。低採算工事の減少に伴い、今後は完成工事総利益率の改善が進んでいくと想定、24年度、25年度と営業利益は2割以上の増益が続くと見込んでいる。今後の業績改善確度が高まってきた中でPER水準は割安、24年度以降にはさらなる高配当利回りが期待できるなどとも指摘。